太田医院

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心不全

心不全

◆心臓疾患の終末期的状態「心不全」は、心臓の機能が衰え、悪化すると寿命を短くするおそれもある病態です。 しかし治療を続けつつ、日常では、心身の負担や刺激物をさけ、安定した生活を維持できれば、症状を改善することも可能なのです。
 
心不全
 

心不全とはどんな病態か

人間の身体を維持するためには、酸素と栄養が不可欠です。それらを運ぶ血液を、身体中に循環させるポンプの役割をしているのが心臓です。心臓の主な働きは、血液(動脈血)を送りだし、戻ってきた使用済みの血液(静脈血)を受け入れ、再び全身に送りだすこと。
けれども、何らかの心臓疾患のために、このポンプの働きが低下し、充分な量の血液が戻ってきても、必要なだけの血液が送りだせなくなってしまう・・・・・・そんな心臓の状態を「心不全」といいます。
つまり、前提として心臓に疾患があり、そのせいで衰弱した心臓に生じる末期的状態が「心不全」なのです。

 

心不全になると…

インフルエンザウイルスが病原で起こる疾患です。A型、B型、C型の3種類があります。潜伏期は1~3日くらいで、患者が咳をしたりするとウイルスが空中を浮遊し、それを人が吸い込むことで感染します。治療は症状出現後2日以内に開始します。
 
インフルエンザワクチンの予防接種である程度は防げますが、その年によって流行する菌の型が違うため万能ではありません。体の弱い人は、流行している時に人混みに出るのを控えた方がよいでしょう。
心不全になると

◆肝臓や脾臓が腫れてくる
◆全身(とくに脚から)にむくみが生じる
◆肺に血液が滞ると、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出するというガス交換が充分に行なえなくなるため、息切れや呼吸困難が起こる
◆血液の酸素濃度が低下し、チアノーゼが起こる
◆腎臓に送られてくる血液が少なくなるため、尿量が減少する。また、体内の老廃物が尿を介して排泄できず、体内に留まってしまう


心不全の原因になっている元の疾患により、症状はさまざまですが、心不全自体では、『息苦しさ』や『だるさ』『動悸』『むくみ』などが自覚症状としてあらわれるようになります。
ただし、『日常動作中での息切れ』から『安静にしていても呼吸が困難になる』というふうに、進行度によっても症状のでかたが違いますし、水面下で病状が進行していて自覚症状が全くない人もいます。
心臓に疾患のある人は日常から症状の変化に気をつけ、今までにない症状が現われたら、たとえそれが軽いものであっても、速やかにかかりつけ医に相談するようにしましょう。

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慢性心不全と急性心不全

心不全は、慢性心不全と急性心不全に分類することができます。
慢性心不全は、治療や生活コントロールなどによって、身体活動レベルが一応安定している状態をいい、一方、急性心不全は、安定している状態から急激に悪化した状態をいいます。急性の場合は、早急に病医院を受診し、入院での治療が必要となります。
慢性心不全と急性心不全

 

心不全の検査と治療

◆検査

心不全が疑われる場合は、血液検査や胸部レントゲン検査、心電図検査、エコーなどの検査を行なって、心不全の症状や程度を調べます。場合によっては、より正確な情報を知るために、心臓カテーテル検査を行なうこともあります。
血液検査では、体内物質の代謝や電解質のバランスなどがわかり、胸部レントゲン検査では、肺のうっ血の有無が確認できます。心電図では、心拍のリズムや波形の異常の有無を調べます。
心臓カテーテル検査は、血管に細くやわらかい管(カテーテル)を通して、血圧や血流を測定したり、造影剤を注入して、心臓の構造や動きをみるものです。
心不全の検査と治療
 

◆治療

原因となる心臓疾患の治療とともに、心不全に対しては、低下したポンプ機能を回復させる治療が行なわれます。

●薬物療法…心筋の収縮力を増加させるジギタリス等の『強心剤』、尿の量を増やして、むくみのもととなる体内の余分な水分を排出させる『利尿剤』、心臓の負担を減らす『血管拡張剤』、交感神経を抑制する『β遮断薬』などが用いられます。

●手術的療法…心不全の原因が心臓弁膜症や狭心症、心筋梗塞などで、弁を取りかえたり、つまった血管に新しい血管をつなぎ合わせることで、症状の改善が可能な場合に行なわれます。

 

日常生活で注意したいこと

日常生活では、心臓の負担が増加しないよう、決して無理をせず、心身ともに安静を保つことが大切です。 とくにストレス、喫煙や暴飲暴食、塩分の摂りすぎ、過労、長時間の入浴、風邪などの感染症は、悪化の引き金となりますので、充分注意しなければいけません。これは現在、心臓の疾患がある人が心不全を予防する上でも重要なポイントになります。 安静を保つことが大切と述べましたが、心不全の程度に見合った適度な運動をすることは、身体の運動能力の維持によいといわれています。必ずかかりつけ医とよく相談した上で、行なうようにしましょう。